皆さんはこの広い宇宙に、私たちと同じような?知的生命体はいると思いますか?
私はいると思ってました・・・いや今でもいると思いたい・・・。
と、下記の記事を読んでから宇宙人いない説に気持ちがゆらぎ始めている。
Gigazine :「地球外生命は存在するのか?」というテーマを宇宙生物学と宇宙論の専門家が「地球という奇跡」を交えて語る
この記事では、著書「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス」を記した学者のスティーヴン・ウェッブ氏がTEDで宇宙における高度な生命の存在について語った内容に関して紹介しています。
その内容と言うのは、宇宙人いる説を信じている私にとって、夢も希望もない話を、冷静に、かつ論理的・客観的に否定されている事。それがいわば、かなりの説得力を持っていることに、わたしにとってかなりのダメージを受ける内容だったのです。
そのウェッブ氏はこう述べています。138億歳の宇宙には無数の星が存在し、無限の広がりを見せる宇宙において、人類以外の地球外生命体が存在するには「4つの障壁」があると・・・。
普通は、無数の星が存在するんだから地球外生命体が存在してもおかしくないでしょ?現に地球人がいるのだから、他に居てもおかしくない・・・。と思うのですが。
しかし、ウェッブ氏はその4つの障壁について説明しています。
1つめは、「居住可能性(Habitability)」です。地球と同じタイプの生命が存在するためには、硬い地殻と液体の水が存在し、大気が適切な気温が保たれていることが不可欠です。この環境は惑星系の中心にある恒星から適度な範囲「ハビタブルゾーン」に惑星が存在する必要があります。
https://gigazine.net/news/20180817-where-are-aliens/
2つ目の障壁は、非生物の物質から生命が誕生する「事前発生説」の真偽性です。地球に存在する生き物の基本的な構成は、宇宙における物質の組成と大きくかけ離れたものではありません。いくつかの彗星にはアミノ酸が存在し、星間塵雲には複雑な有機分子が、そして太陽系外系にも水が存在していることが知られています。しかし、材料がそこにあるからといって、それらが必ずしも相互に働き合い、原始生物へと姿を変えていくとは限りません。ひとたび生物の進化が始まり、最終的に「ヒト」という生き物にまで進化を遂げたケースがこの地球には存在しますが、いくら材料がそろっていても何の出来事も起こらない世界も宇宙には存在しているはずです。
https://gigazine.net/news/20180817-where-are-aliens/
第3の障壁は、「技術文明の発展」です。いくら知性をもつ生命が存在しているとしても、それが必ず自分たち以外の生命を探すようになるとは限りません。
https://gigazine.net/news/20180817-where-are-aliens/
第4の障壁は「宇宙を超えたコミュニケーション能力」です。仮に、宇宙人が人類と同じような文明を築いていたとしても、その関心の向く先は「大気圏外」ではなく「大気圏内」にとどまっている可能性があります。また、他の生命体の存在を考えていたとしても、敵対的な宇宙人に遭遇するリスクをおかしたくないという考えを持っていることも考えられます。何らかの理由で他の世界とのコミュニケーションを避けている文明があっても、けっしておかしくはありません。
https://gigazine.net/news/20180817-where-are-aliens/
この障壁を踏まえ、ウェッブ氏は「人類は宇宙でひとりぼっちである」と説いてます。銀河系に1兆個もの星があるが、見方を変えるとその1兆個が少なく見えると言う。
ではどんな見方なのか?
銀河に1兆個の惑星が含まれているとして、その中でハビタブルゾーンに位置して住みやすい環境を整えられる可能性がある星は10億個程度に絞り込まれるとのこと。さらに、生命の生息と進化に適した環境が整えられる星は100万個に絞り込まれます。さらにその中で、有機物が変化を繰り返して生命の起源となる星は1000個に。そこで誕生した単細胞生物が多細胞生物へと変化し、高度な機能を持つ生き物になる星は、わずか1個に限られるとウェッブ氏は語ります。
https://gigazine.net/news/20180817-where-are-aliens/
えっそんな少なくなってしまうの?となんだかがっかり感が否めません。銀河系には1兆個もの星があるのに、高度な機能をもつ生き物が誕生する可能性がある星が1個なのか・・・。
しかし話はこれだけでは無く、さらにショッキングな話をウェッブ氏は続けるのです。もうそんなこと言わないで!と言いたくなります。
人類のように、道具が使えるようになった生物が誕生する星は、1000個ある銀河のなかで1個の惑星に絞り込まれます。そしてそこからさらに機械を発明し、他の星へと到達できるだけの技術を生み出すためには社会性を持つ生き物になる必要があります。抽象的な概念を説明して話し合い、ロケットを形にできるようになる生き物が存在する星は、ひょっとしたら10億個ある銀河の中で、わずかに1個しか存在していないかもしれないのです。
https://gigazine.net/news/20180817-where-are-aliens/
いやーもう聞きたくない。どんどん宇宙人が遠くなる〜。こんなこと言われたら今まで信じていたことが木っ端みじんに打ち砕かれる〜。でもウェッブ氏は続けます。
また、惑星にはさまざまな災害が降りかかることもあります。ユカタン半島に隕石が衝突して恐竜の時代が終わりを迎えたように、惑星には時として壊滅的なイベントが発生します。そのイベントを生き残り、生命が新たな進化を遂げるようになることは、奇跡中の奇跡といっても決して過言ではありません。このように考えると、ひょっとしたら地球は1兆個ある銀河のなかで、たった一つだけ多様な生命を育むことができた奇跡的な星だったかもしれないというわけです。
https://gigazine.net/news/20180817-where-are-aliens/
チ〜ン・・・・。終わりました。
はい、宇宙人はいません。この広い宇宙にはこの地球に住む人類しか知的生命体は存在しません。
ヤダーそんなこと信じたくない〜。
でも冷静になると、逆にこの宇宙やこの地球、そして我々の存在は“奇跡”なんだなと。その神秘さ・不思議さに心が躍らされます。
我々の存在とは奇跡中の奇跡。
普段何気なく生きているけど、そんな事を考えると、なんだか全てのものが愛おしくなります。
だから、この地球を大切にしなければならない!この奇跡の星を人類自らの手で汚している現実を早く改めなければ!
と、ウェッブ氏の記事を読んで、あらためて“地球を大切に”、と言う想いを新たにしたのでした。
あっ最後に、宇宙人に関しては、どこかにいてほしいと今でも信じています。いや願っています。